
代表インタビュー

――まずは、従業員の働きぶりに関して、お話をお願いします。
社員の働きぶりかぁ(笑)
まだ100%実力を出していない、と思います。
うちの事業は、『教育業界』という終わりのない仕事。
ゴールのない仕事。
正直、時間内に終わらせようと思えば終わる仕事。
でも、それって子ども一人ひとりに対して何%の力をかけているの?
ってことになる。一人ひとりに時間をかけようと思えば、24時間ずっと働いても足りないくらい。
そこの塩梅っていうのがとても難しい業界かなって思います。
もちろん、時間を決めて、そこまでの時間内で、できる限りの時間をかける、自分たちができる100%を目指してやっていく、という中で言えば、ウチの今の働き方というのは、今のご時勢で言うところの、
「定時で働きましょう」というものではないですよね。
子どもに対して「休む」っていうタイミングってないので、年中忙しいといえば忙しいんだけど、
「(働く)時間」という点でいうと負担は多いと思います。
でも、仕事をやっている上での充実感というのは多いのかなと思います。
なにせ、辞めていく人が少ないので。
「自分の中で納得して何かを成し遂げていく」という意味で、やりがいのある会社かなと思います。

――さきほど、「辞めていく人が少ない」というお話がありましたが、それは働いている従業員にとって、ThinkBaseという会社の、魅力となっている部分はどんなところだと思いますか?
正直、社内体制がしっかりしていない部分というのはあるじゃないですか。会社はまだまだ未熟で、「1つの会社を作っていこう」という段階、道半ばの段階です。
そんななかで、社員同士が一人ひとり助け合ってやってくれていて、「会社の魅力」というより、「人の魅力」で、ウチはみんながいてくれるのかな、と。
今いる社員が、そういう姿を、新しい社員に見せてくれて、
また、その新しい人が次の人へ。
会社で働いている人たちの魅力で、もっているのかなと思います。
――次に、坂本さんの教育事業へのこだわりを教えてください。
…教育事業へのこだわり…
ないです!(笑)
ただ、子ども一人ひとり違うじゃないですか。
その子一人ひとりに合った教育方針があると思うので、1つの「こだわり」を持ってしまうと、逆にその子に合わなくなってしまう恐れがあるんです。
例えば、兄弟でも、同じご家庭の教育方針のもと、上の子は大丈夫だったのに、下の子は合わなかった、という話は良く聞く話ですよね。
それは当たり前の話で、兄弟姉妹といえども、人っていうのは、一人ひとり違うわけで、その子に合った教育をしていかなければいけません。
自分も“親”なので良くわかるんだけど、“親”というのは、自分が育ってきた教育環境しか知らないんです。
そして、その自分の知っている環境で、自分の子どもに教育を施していこうとする。
教育に対する「親の責任」を自覚すればするほど、その「環境」に拘ってしまいます。
でも、それって、世界が狭くなってしまう、というか…
だからこそ、第三者の意見というのが本当に大切である、と自分が親になって、改めて感じるようになりました。
だから、ボクは娘をテントルに入れて、狐塚先生の言ったことを鵜呑みにして、育てていこうと思っています(笑)
と、そういった意味で、良い意味で「こだわり」を持たないようにしています。
その子に応じて、「その子が伸びるためにはどうすれば良いか」を考えていくのが現場だと思います。

――では、ThinkBaseが5年後目指す姿というのはどのようなものでしょうか?
とりあえず、これからの5年間は、本業、つまりこの学習塾、教育業界を主軸にしてやっていこうと思っています。
ただ、5年後で売上高20億、利益率15%というところを見ています。
そして、その利益がしっかりとれていれば、元々やりたいこと、
つまり、ウチの理念でもある、“人”で戦っていきたい。
マネジメント力・リーダー力を持った人材を育てて、排出したいと思っています。
付け加えると、この5年で、そういった人材を育てられれば、
その人材を中心とした新規事業を始められると考えています。
マネジメント力・リーダー力は、基本的にどんな業界であっても必要となってきます。
なのでまずは、5年間、腰を据えて教育業界に取り組み、その中でビジネスパーソンを育てていく。
そして、ゆくゆくは新規事業も含めたシナジーを生みだしていく、という予定です。